相談事例(空き家)

相談者:相続人(実際には相続放棄)

相談内容

相談者の義理の母親名義の空き家がある。かなり古いので、強風のたびに隣近所に被害を与えるのではないかと不安を抱えていると相談を受ける。
空き家の所有者関係を確認。
土地は、義理の母親名義。建物は、所有者の相続人4名全員が相続放棄しているので、義理の母親の所有。
いずれにしても処分しなければならないので売却する事で決定。

仲介物件として売り出す事も考えたが、
①とてもリフォームして居住できる状態ではない
②早期に売却しないと近隣住民に迷惑を掛ける可能性が大きい点
を考え解体後更地として販売することとする。

相談者が解体費用を負担して売却するには、解体費用等の出費及び希望価格で売れる保証がないことを考慮し業者に販売することとする。

ポイント

所有者が高齢ではあったが、まだ意思能力があったので、弊社が買取をし古家解体後、売土地として販売。
業者買取は、仲介販売に比べ一般的に手元に残る売買代金が少ないが総合的に判断する。
所有者が認知症になったり、隣近所に迷惑を掛けてからでは手遅れ。
適当な対策を早期事前にすることは必要。

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