コラム(省エネ住宅と住宅ローン減税)

皆様がローンを組んで住宅を購入する際に所得税(あるいは住民税)が減税になる制度です。国は省エネ住宅を増やすため段階的にローン減税対象住宅の省エネ基準を強めています。

特に来年1月以降は省エネ基準に適合しないと住宅ローン減税の適用が受けられなくなる可能性もあります。制度移行時は混乱しないよう特例を設けるのが通例です。

今回は、23年中に建築確認を受けるか、246月末までに完工する住宅の場合は基準に達していなくても減税対象となります。国は50年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする政府目標の達成に、日本の二酸化炭素排出量のうち約16%を占める家庭部門の代表格である住宅の省エネ基準を厳格に適用し脱炭素化を加速する狙いがあります。

環境性能で減税対象の借入限度額が変わります。長期優良住宅など・ZEHと同水準・省エネ基準適合・省エネ基準を満たさない住宅、以上に分かれます。検討されている住宅会社と、どのランクの省エネ性能を求められるかを相談して決められるのが良いでしょう。

私個人的には、過度に省エネ、省エネというのはどうかと思います。暮らしが豊かになり、地球環境にも貢献できるということは素晴らしいことです。

でも、それ以上に素晴らしいこともきっとあると私は思います。必要なものは必要、不要なものは不要という、まさに適当が一番ではないでしょうか。

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