もう今更という感のある『省エネ住宅』という言葉。
たぶんほとんどの方が「今の家(新築)は、全部そうなんでしょ」とお考えだと思います。工法、設備等ほとんどが省エネで建てられますからその通りです。
ただ全ての商品に品質の差と価格の差があるように、同じ『省エネ住宅』でも差があります。国の省エネ基準を上回る『とっとり健康省エネ住宅』という高性能省エネ住宅の普及を鳥取県が推進しています。
省エネ基準が定められ、どの基準をクリアーしているかで県の助成金の金額が変わります(県産材使用の要件等も併用すれば最大250万円の支援を受けられます)。鳥取県内で年間約1,500棟の木造住宅が新築されますが、『とっとり健康省エネ住宅』で求められる性能を満たしているのは約4分の1の住宅です。
全ての新築木造一戸建て住宅がこの基準を2030年までに満たすよう支援制度を拡充していくと県は公表しています。健康で省エネな住宅。人生100年時代の住まいだと思います。